レスサスは「NX」を一部改良し、2023年3月2日から発売するとともに、注文受付の再開を発表した。ここでは、一部改良の中身をご紹介します。
写真/LEXUS
人気のNXが受注を再開!
NXは、SUVらしい力強さとちょうど良い利便性を兼ね備えたコンパクトSUV。22年12月時点で累計121万台を販売しているレクサスの売れ筋モデル。
現行モデルは、次世代レクサスの第一弾モデルとして2021年に登場。レクサスで初めて導入されたPHEVモデルなど多彩なパワートレインが用意されている。
今回の改良では、内外装の上質感を高めるとともに、レクサスならではの走り味の深化。さらに予防安全装備の機能拡充が行われた。
内外装のほか、走りの質も向上!
従来モデルから高級感のあるインテリアであったが、さらに上質な空間となるよう、インテリアのカラー配色を刷新。ドアトリム、グローブボックス、助手席側のコンソールサイドパネルに内装テーマカラーと同じカラーを採用した(ブラック、“F SPORT”専用ブラック除く)。エクステリアでは、ハイマウントストップを面発光タイプに変更された。
高い走行性能が好評を博しているが、クルマの基本性能から見直しLEXUSならではの走りの味「Lexus Driving Signature」をさらに深化。フロント周りとリア周りのボディ剛性を向上。サスペンションもそれに合わせた最適なセッティングを施すことで、操縦安定性と乗り心地を向上させた。
2.4リッターターボを搭載するNX350では、発進時のレスポンス、トルク感を向上。また、エンジンやトランスミッションの制御を変更することで、ドライバビリティの向上が図られている。
さらにメーカーオプションとして、20インチノーマルタイヤを“version L”と“F SPORT”に設定。“version L”のアルミホイールはグレーメタリック塗装、“F SPORT”のアルミホイールはブラック塗装となる。
安全で快適なドライブをサポートする「Lexus Safety System +」の機能も拡充された。具体的には、プリクラッシュセーフティの、低速時の衝突回避または被害軽減をサポートする低速時加速抑制機能を拡充。自車の直前の歩行者、自転車運転者、車両に加え、壁のような構造物も認識し、より幅広いシーンに対応するという。また、運転状況に応じて適切な操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストに、信号交差点に対する右左折時減速支援を追加した。
その他の安全装備として、NX450h+“version L”、NX350hは設定済みのLexus Teammate Advanced Park(リモート機能付)と、被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ(周囲静止物)[PKSB]をNX450h+“F SPORT”にも設定。さらに、メーカーオプションとしてドライブレコーダー(前後方)を設定。車両前方、後方のカメラ映像をメモリ内に常時録画。各種録画映像は、インストルメントパネルセンターのディスプレイで再生できるほか、映像データをスマートフォンやUSBメモリに転送し、持ち運びも可能。
価格は482万円からで変更はなし!
NXの車両価格は482万円〜753万5000円。ノーマルグレードの価格に変更はないが、“version L”と“F SPORT”は10〜25万円ほど価格がアップしている。
レクサスの人気モデルが改良を伴って、待望の販売再開。NXを気になっていた人には嬉しいニュース! ぜひディーラーにチェックしてみてください。
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